御聖訓
令和8年(2026年)3月度 御報恩御講拝読御書
阿仏房尼御前御返事(あぶつぼうあまごぜんごへんじ)
(建治元年九月三日、五十四歳御述作)
法華経を持(たも)ち信ずれども、誠(まこと)に色心相応(しきしんそうおう)の信者、能持此経(のうじしきょう)の行者はまれなり。此等(これら)の人は介爾(けに)ばかりの謗法(ほうぼう)はあれども、深重(じんじゅう)の罪(つみ)を受くる事はなし。信心はつよく、謗法はよはき故(ゆえ)なり。大水(だいすい)を以(もっ)て小火(しょうか)をけ(消)すが如(ごと)し。
(御書905頁10行目-11行目)
<通釈>
法華経を持ち信じていても、誠に色心相応の信者、能持此経の行者はまれである。これらの人々はわずかな謗法があっても深重の罪を受けることはない。信ずる心は強く、謗法は弱いゆえである。譬えば大水をもって小火を消すようなものである







































































